研修医の声

禁断のメニュー

二年間愛に愛した荘内病院レストラン

ほこらほこら食堂に名前を変え、お店の看板も日々グレードアップ

一階エレベーター前にある木製の看板は病院レストランを思わせない、市中の飲食店に来たかのように思わせる

山大の実習生できた際、当時新潟大からの派遣で来ていた先生方に

なんでもトッピングできるよ

と言われてから、とりあえず何から何まで大盛りにして楽しんできた

チャーハン・カツカレー大盛りはいつも強かった

とりあえずの白身魚フライ単品は、デブ活に持ってこい

1年目初期に創作したミニチャーシュー丼はレギュラー化し、気付けばM editionと裏コードがつくラージチャーシュー丼も定番化した

F発症の卵かけご飯、スタンダードすぎるがゆえに強い

味噌ラーメンのスープもここ二年でさらなる進化を遂げたようだ

大豆感の強い濃厚なスープはあっさりながらも飽きがこない

醤油ラーメンの甘味は癖になる、背油を浮かせれば全くの別物にかわる

野菜タンメンも上品な割にほのかに香るニンニクショウガ、たまに食べたくなる

野菜たっぷり定食も味噌がひときわおいしくなった

以前よりホイコーローっぽさが出てきているが、それほど甘辛さがなく万人受けする

裏メニューの辛めたっぷり定食もリピートしたなぁ

かつ丼、親子丼も定食屋さんらしく、いつもおいしい

チキン南蛮、チキンタツタも忘れられない

カニクリームコロッケは居酒屋と同じ形で同じ味、外れが無い

イカフライは麻酔科の某先生にはNG、でもタレが甘くてぴったり合う

うどんはやっぱり具材が多いほうがいい

思い返せば、結局なんでもおいしい

ただその中でも味噌ラーメンが一番好き

ベタに味噌バターラーメンにするもよし

背油を浮かせたこってり味噌は下痢必発ながらもドはまり

後は「あれ」さえ足せればなぁ...

背油を浮かせている時点で、十分に強いトッピングではあるのだが、私がトッピングしたい「あれ」は比較にならないほどに強い

なぜ強いかと言えば、それを病院職員が食べること自体が罪だからだ

それは食べた瞬間に、相手に不快な思いを強要する

それはドクター出前講座で院長が「がんにならないために食べるべき最強の食べ物」だと称する

それは通常大量に摂取すべきものではない

それは様々な形態がある

それが主に好まれるのはイタリアやアジア圏であったりする

それを大量に摂取するためには、飲食店で特殊な呪文を唱えなければ食べられない

それは+50円である

それは二日間はダメージ足りうる

それは排泄時、ないしは体臭にも影響を及ぼす

これほどに「それ」は、摂取すべきではない健康物なのだ

土日の朝回診が終わり、二日酔いで具合が悪い私はそれを無性に欲し、思わず唱えた

 

ニンニク、入れられますか

 

奥から響く、すりおろしなら

結構です、大いに結構です

そして私は、一日中ニンニク臭に悩まされることとなる

こうしてわたしは、最強の味噌ラーメンを手にした

最後に、2年の研修医生活の集大成となるコールで本文を締めよう

研修医佐藤、野菜たっぷり味噌ラーメン、チャーシュートッピング、こってり変更、ニンニクあり、ライストッピングで

見ただけでよだれが垂れてしまうな

明日は野菜たっぷり定食にニンニクトッピングしちゃおうかな

2年目研修医 佐藤

2020年03月23日

研修医

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