研修医の声

かつてはあの輪の中に

先日大学時代の部活の追いコンに参加してきました

毎年恒例、かみのやま温泉で一泊二日、年々OBOGの参加者が増え、今回は過去最多

近きは山形市、遠きは尾張から。仕事の合間を見繕って顔を出して下さる先生であったり、無理言って休みを取ってくる先生もいて、あのころの懐かしい面々とも再会

大学時代よくやっていた寒河江の体育館での練習も

もう行くことが無いと思ってたはずの場所で、もう打つことが無いであろう面々との卓球...感慨深いものでした

学年が近い先輩・後輩と話してみると、すぐに学生時代の時の感覚に戻り事細かいことまで思い出すもの

毎日顔を突き合わせていた筈の顔ぶれに囲まれると、最初は少しぎこちなさを覚えますが、気付けば今もなおずっとその輪の中にいたかのような気分に

楽しい思い出、楽しい感覚はいつまでもそのままですね

1人1人に対するイメージが鮮明に思い出されて来れば、今との違いにもどうも鋭敏に気付いてしまうもの

学生ならまだしも、社会人として働き始めた近い世代のみんなは一番親しくしていたし尚更良く知っている

今もイキイキしていたり、どうもスレた感じになっていたり、どこか元気が無さそうで悩んでそうだったり

学生時代と似ているようで似ていないようなその人の色を見ると、知らない世界でみんな頑張ってるんだなぁ、と

なんだかうれしいですね

やるしかない環境で、ただ没頭出来ている分には疲れるとしても充実しているようでした

一方、実習入った学生はそうでもないようで

実習で実臨床を見てどういう科を将来の仕事にしようか、どういう病院に研修医として行くのか、色々悩んでいるみたいでした

ですのでいつもの如く、営業トークをしてきました 

その病院への他者からの評価は価値基準としてはあてにすべきではない、研修医と実際に接して彼らがしていることを見て、それと同じ暮らしを自分が実際にした場合自分が満足できるかどうかの方が重要だよ、と調子に乗って喋ってきましたよ

如何せん、後輩達のことは良く知っているし、今の5年生なんか自身が知らないその人のことを知っていたりするもんですから、尚更いい二年間を送って欲しくていっぱいお節介を焼いてしまいましたが

結局研修病院どこにするかで、そこまで大きな差は生まれるわけないですからね

その人のやる気次第ですし

自分を満足させる環境にいてれ、自分が満足できるかどうかの方が重要ですから

荘内病院の研修医ですから、実習で来たり見学に来た学生さんには荘内病院を進めますが、部活の先輩として後輩に話す際は荘内病院は一切進めず、米沢市立と済生館をごり押ししてきました

その病院の特色にぴったんこ合う性格ってありますからね

よく研修病院を選ぶときに「人で選ぶな」なんていいますが、確かに1人の先生に師事しようと行く分には勧められませんが、そこにいる先生方の醸し出す雰囲気だとか、「集団」で選ぶのは良いように思いますね

ただこれもまた一期一会、色んな病院と出会い、知ることが無ければ難しいですよね

もっと県内の病院と、それも特定の数個の病院だけでなく、ある病院全てと触れ合える機会があればいいのに

県内に残ろうとする学生も結局は口コミのイメージ先行で、自分の感性は二の次、三の次でもっとその人に会う病院と出会う機会を失っているはず

研修がその人にとって充実していればいるほど、研修病院に愛着を持ち、県内に残る可能性も高まるかも

ただ、病院を説明する時に、その病院の役割と、そこで働きやすいと感じる人のイメージだとかを、過去の研修医を研究してプレゼンできなければ、適切な人材を集めることは難しいでしょうね

これまで言語化されてこなかった、言語外のふわっとしたイメージの部分、雰囲気の部分をしっかりと売りにしていくこと

これまで全くされてこなかった、しょうもないスペック並べるだけのつまらない説明とは真逆の、実際に自分がその中で生きることが想像しやすくなるような説明こそが、今後の研修医勧誘において重要視されていくかもしれませんね

・・・私なんかがこんなことを考えている時点で、みな考えているのかもしれませんがね

まあ結局どうでもいいですね、その人の考え方次第ですね

とかく、追いコンに持って行った十水極み、フモトイ、俵雪、上喜元・山居倉庫特注雫取りはとっても美味しくて、先輩が持ってきた月山丸がめちゃくちゃ美味しかったです

一年目研修医 佐藤

2019年03月30日

研修医

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